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ACシュニッツァーACL2は、大幅な軽量化、驚異的なパワーで、圧倒的な存在感を示す。
BMW M235i(F22)を、ベースとしたスポーツカーが、2016年ジュネーブモーターショーに展示されました。
Mの文字は、いつの時代も、本物のスポーツカーの代名詞です。
ただ、その車両には「M」の文字は無く、代わりに「AC」の文字が入ってます。
BMWファンの方で、この文字を知らない人は、きっと居ないと思います。チューニングメーカーであるACシュニッツァーは、30年、Mが誇る最先端テクノロジーと共に歩んできました。
ACL2で、BMWチューニングのスペシャリストが実現したのは、570hpの公道を走れるスポーツカーです。
ヨーロッパでのプロモーションを終えたこのコンセプトカーは、日本に輸入され、日本の道を走ってます。
M235iのノーマルエンジンから、BMW M4エンジン(S55)に積み替え、特別にプログラミングしてあるパフォーマンスアップグレードを装着し、スピードリミッターをカットし、最高速を引き上げ、リミテッドスリップデフ with ドレクスラーデフロック(25-95パーセント)が、素早いコーナリングを実現しています。
各部に使用したカーボンパーツ、軽量バッテリーが、コンセプトカー名に入ってる「L=Light」の文字の真意を明らかにしてます。
「Less is more」をテーマに、アーヘン(ACシュニッツァー本拠地)のエンジニアチームは、ACL2を徹底的に軽量化し、2.59kg/per/hpを実現。
排気に関しては、ACSダウンパイプ、ACSスポーツリアマフラーによって、パワーとトルクを高め、官能的なサウンドを響かせます。
ACシュニッツァーがBMWのチューニングを手掛けると、BMWファンは大きな喜びを持って迎え入れて頂けると思ってます。
その理由のひとつには、アーヘンのこの企業が、車両と真摯に向き合い、常に全力で取り組み、努力を惜しまず開発したパーツは、BMWのポテンシャルを確実に引き上げる事を知って頂けてるからだと思います。
並外れた車両のパワーを止めるために、フロント6potキャリパー、カーボンセラミックディスク400x38mm、リア4potキャリパー、カーボンセラミックディスク380x28mmを装着し、車両を安全に制御します。
シャーシは、M235iからM4にアップグレードし、サスペンションは伸び、縮みの減衰を自由に調節出来る、ACSクラブスポーツサスペンションを装着し、抜群の走行性能を発揮します。
抜群の走行性能を、エアロパーツによって確実にサポートします。
エアロダイナミクスを、最適化する事が出来る、フロントフリッパー、アンダーリップ、カナード、リアもリアディフューザー、リアウィング、ガーニーフラップを装着し、スタイルを損なう事無く、安定した走行を実現。ノーマル車両より140mm車幅を広げるホイールアーチエクステンションが、力強さを引き立てます。
ボディカラーは、クラシックレーシンググリーンに塗装し、印象的なスタイルを作り上げました。
シートに座ると、スタイルを一新したインテリアに衝撃を受けて頂けると思います。
レーシンググリーンとブラックで作り上げた空間は、特別な車両であるACL2の性能をインテリアでも感じて頂けると思います。
トップスピード330km/hを誇るACL2なので、スピードメーターも特別なものに換装してあります。
足もとには、ACシュニッツァーが誇る軽量鍛造ホイールAC1 Forged 20インチをインストール。
タイヤはミシュランPSSを、フロント、リアともに装着してあります。